営業支援を行っている中で、多くの企業と新規開拓について話す事が多いのですが、「受注率が上がらない」、「新しいターゲットが見つからない」などの悩みより、「新規開拓を始めたい」と思っている企業と出会う事が最近は多いです。
もちろんどの企業にも営業がいるので、何もしていないという訳ではないですが、既存顧客のフォローをしたり、紹介営業をしたりしている事が多く、新規の企業をどんどん開拓する活動を行っていない場合が多く見受けられます。
やはり、新規開拓となると、アポイントを取る事も最初の壁となりますが、1度訪問出来たとしてもすぐに受注に繋がる事は非常に稀です。
根気強く、定期的にアプローチをしたり、顧客にヒアリングし、最適な提案を考えたりと、確度の低い段階でも色々な投資をしていかなければなりません。
そのため、どうしても効率が悪く感じる新規開拓がおざなりになってしまう企業が多いようです。
しかし、新規開拓を行わなくてよい企業はほとんどありません。多くの場合は必要と感じていながらも、優先順位を決められずにやらなくなっているのが実情の様です。
このまま半年、1年、3年と既存顧客だけを続けていくのか、新たな顧客でどんどん拡大していくかはこれからの活動で大きく変わります。
現状の業務で手が回らない事もありますが、未来の拡大像を創造し、今やるべき活動を選択する事が重要です。