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会社内で業務を行っていると、数値に直結するような営業活動から社内での調整業務、または契約書や雑務など様々な業務が出てきます。

会社の規模にも拠りますが、部下が出来たり役職が変わったりすることでいわゆる「雑多」な業務は任せられることがあると思いますが、中小企業ではプレイングマネージャーの様に、一から十まですべてこなさなければならない状況も少なくないと思います。

逆に簡単な業務でも自分がやった方が早いため、部下に任せずに多くの業務を抱え込んでしまうことがあります。

 

様々な業務をこなせることは素晴らしい事で、色々な業界や会社でも重宝される事が多いですが、上の立場であれば大きな舵取りや自分にしか出来ない業務のための時間を多く作らなければ、「自らがいる意味」を十分発揮することが出来ません。

社内のスタッフを信頼して任せることや、他のスタッフがやった方が効率的にいい事を見極め、社内の協力を得ることが大切です。

 

営業では、新規開拓のための種まき活動や、見積・企画書の作成、プレゼンテーションまで様々なステップがあり、その中でも向き不向きがあると思います。
あまり不得意なことを、経験したほうがいいからと時間をかけて考えすぎる事は能率が悪いこともあります。

 

以前はスペシャリストが重宝されていましたが、色々な機能がIT化・効率化され、少し前まではゼネラリストの人気が高まっていました。
しかし、今はどちらの性質もそこそこある人達が必要と言われています。

 

大切なのは大変だからと割り振りを行う、行わないなどの視点ではなく、「いかに効率よく成果が上がるようチーム編成をして仕事に従事するか」という視点です。

 

一人で何でも出来る事より、一人では出来ない事をチームを使って成し遂げることはチームである事の優位点です。

ぜひ自らの成すべき事や得意分野、他のメンバーの特徴をうまく利用し、業務配分を行う視点が重要です。