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やる事が多く、目の前の事でいっぱいになってしまう事は誰にでもあると思います。

そんな中、仕事を進めていく上で、効率的なやり方を追求する事は非常に大切なことですが、その効率的という意味合いも会社それぞれ、部署それぞれ、人それぞれにあります。

単純なパソコン入力作業であれば、スピードをただ上げるだけでなく、クオリティを上げる事で後々のやり直しの回数を減らす事も考えながらやるという明確な答えが出てきますが、営業分野の場合はなかなか単純に評価出来ません。

単に見積や提案書を書くスピードを上げたり、特定の地域に行く際にその界隈のクライアントを同時に回るなど時間的な効率であれば分かります。

しかし長期的な目線で行う挨拶まわりなどは短期的な成果が出ないので、一見非効率に見える事もあるかもしれません。

 

一番やってはいけないのは、とりあえず目の前の仕事に対して何も考えずに処理をしていく事です。

愛顧客と新規客の仕事や1万円の仕事と100万円の仕事など、優劣を付けるべき時に付けられない様になってしまわないよう注意をしていなければなりません。

作業としては見積を作成してメールで送信するなど、さほど変化は無いかもしれませんが、その後の効果は全く違うものになります。

 

大切なのは、今この1時間・1日の作業成果が将来的にどんな可能性があるのかを意識しながら仕事をすることです。

それにより、効果の高い事と低い事も明確になりますし、今やらなければいけない事やそうでない事、もっと言えば自分自身でやらなくて良い事も出てくるかもしれません。

何のために・どんな結果のために行う作業なのかを明確にし、意識するだけで少しずつ効率的な仕事の進め方が手に入ります。

目の前の業務に追われてしまった時は、一度業務を整理して、優劣を付けて進めて行く事が重要です。