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忙しい時は様々な資料作りからクライアントとのアポイント、社内会議などでスケジュールがいっぱいになってしまうと思います。

そんな時に、「きれいにスケジューリング出来てうまく仕事がまわせている」と思っていませんでしょうか?

もちろん、仕事の依頼が多く、それらをこなすためには仕方がないのかもしれません。

しかし、あまりにも余裕時間が少ないと、少しでも予定通りに行かないことがあったり、突発的な重要業務が入ってしまった時には、どれかを手抜きにしたり、残業の日々を続けなければなりません。

また、あまりにも忙しいと俯瞰して全体を見れない事も多いため、思い込みの提案をしてしまう事や、まだ見ぬ今後のクライアントへの投資が全く出来ません。

そのため、「あえて」何も入れない時間をいかに確保するかが、結果的に高パフォーマンスに繋げるポイントでもあります。
低くなるかもしれないサービス品質への保険、未来の事を考える余裕など、どれも重要な事ばかりです。

また、営業の観点からも、クライアントの要望に応えるだけでなく、それ以上のメリットや自社ならではの付加価値を加えるとなると、「作業時間」の確保だけでは足りなくなってしまうことも多いでしょう。

 

忙しい時は、思い切って急ぎでない業務を後回しにしていく勇気が必要で、20~30%はあえて空けるつもりでいる事がいいと言われています。
それでも大概は突発的な業務などが重なり、結局は10%程度となることが多いようです。

いかに「何もしない時間を作るか」が、業務クオリティの向上や新たな戦略の立案、思考の整理などに貢献するか、まずは意識して行動する事が重要です。