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年度も新しくなり、今期の営業戦略を考えたり、どのターゲットを攻めて行くか考える企業も多いと思います。

無作為に営業活動を行う事や、ニーズが有るか無いかも分からずに売り手側の都合だけでターゲットを決めて行く事は効率的ではありません。

 

まずは今までの成功体験を基に、顧客となり得る業種や、今後ニーズがありそうな業種をピックアップする事から始める事が必要ですが、それ以上に、実際にニーズがあるかどうかを調査する事が大切です。

「2年前には導入してもらったが、今はニーズが無いかもしれない」、もしくは「求められている機能やサービスが新たにあるのかもしれない」など、今現在でどうなっているのか、ピックアップされた業種をいくつかまわり、優先順位を付ける事が出来れば、行動すべき事がグッと明確になります。

その上で、それぞれの業種毎に理想の顧客像(ペルソナマーケティング)を作って行けば、ターゲットのニーズとそれを叶える自社のサービスが合致し、買い手も売り手も認識が合う状態で話をする事が出来ます。

 

そのように、少しでも受注率が高く効率的な営業活動をしていく事が、結果的に営業戦略となり、目標に近づく一歩となります。

まずは売り手の予想だけで営業の優先順位を付けるのではなく、少しでも市場の動向を自社で調査した上で進める事が重要です。