51
クライアントと打合せを行っていると、○○は内容を変更して欲しい、○○の場合の見積もりも欲しいなど、打合せ後にやらなければならないタスクが数多く出てくる事があります。

すべてに応えられる様、細かい要望に対して了承する事は悪い事ではありませんが、場合によってはかなりの工数になり、案件の価格に対して割に合わない事があるかもしれません。

また、せっかく訪問してヒアリングしたものの、やる事が多いために提出するための情報を一部聞きそびれて、再度質問を電話やメールでしてしまうなど、無駄な作業が発生する事もあるかもしれません。

その様な場合は、「すぐに必要な書類は○○と○○ですね。」など、優先順位を付ける事や、「××と△△は内容がほとんど同じですので、一つにまとめさせて頂きます」など、相手にとってのマイナスはなく、自社にとって工数削減になる事は大いに提案する事が無駄な作業を削減する一つの要因になります。

更に、最終的に今日話した事・次に提出するべき事を最終的に確認する事で、話を整理する事が出来るばかりか、抜け漏れがなく、クライアントとの認識を合わせる事が出来ます。

クライアントもせっかく説明したのに、希望通りの資料が提出されなければ、「理解力に欠ける担当」「コミュニケーションが取りづらい」などのマイナスなイメージが付いてしまうでしょう。

このように物事の整理・認識合わせをしながら工数削減を行い、コミュニケーションを取る事で、無駄なく業務が進められます。

効率良い営業活動を行うためには、話の最後にタスクの確認・整理を行う事が重要です。