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仕事を行う上で、提供する側は、どこまでをいくらで出すか決める事が出来ます。

基本的には成果報酬でない限り、○○で□□円というベースがあります。
小売業であれば、一番シンプルで、A社テレビは50,000円でB社テレビは80,000円という具合です。

テレビ(モノ)であれば、単純にテレビが見えて、機能に問題がなければ顧客は満足する事が多いと思いますが、サービス商材になると一気に難しくなります。

例えば、BtoCのマッサージであれば1時間コースが5,000円となっていても、顧客としてはマッサージを一時間される事が満足に繋がるのではなく、あくまで体の凝りを取る事が満足に繋がる事になります。

BtoBで言えば、時給2,000円の派遣を1ヶ月頼んでも、スキルが低く、想定していた仕事が終わらなければ、クライアントの満足には繋がりません。

つまり、どのようにやったかというプロセスでなく、どのような結果をもたらしたのかがポイントなのです。

それではどうすればいいかと言うと、派遣の例で言えば、定期的に状況を確認して、見合ったスキルの人材に代えたり、見合った時給にするなり、手法は色々とあり提供側の自由だと思います。

ただ、間違いなく言えるのは、結果に満足しないと仕事は継続しないという事です。

そのため、継続性のある仕事を取りに行きたければ、提供する事は「時間」や「プロセス」でなく、「結果」をどう残すかにフォーカスして行く事が重要です。