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色々な企業の営業現場を見ていく中で、売上が伸び悩んでいる事や受注に結びつかない事などの問題を抱えている企業は非常に多いです。

しかし、色々と聞いていくと新規営業に時間を使っていなかったり、見積を作成するのが精一杯で、その後のフォローが出来ていなかったりとやるべき事が出来ていない事が多いのではないでしょうか。

広告を出したり、営業体制を見直したり、セールスフォースを導入したりと、やるべき事をやってもいまいち成果が出なければ、商品を改良する事やターゲットや価格の見直しなどが必要になります。

そうでない場合は、売上が伸びない事や受注まで結び付けられない事が問題なのではなく、時間が足りなかったり、フォローをする仕組みが出来ていない事などが問題です。

それらをきちんと整理し、業務の見直しをしていなければ、いつまで経っても状況は変わらないでしょう。
まずは、当たり前にやらなければいけない事を、当たり前にやれる体制や仕組みを構築する事が重要です。

既存企業の営業や数をこなす営業だけでなく、新規開拓やフォローの時間をあらかじめ確保し、行動を習慣化してしまう事が効果的です。

ついつい目の前の業務や、進めやすい業務などを優先にしてしまいがちですが、そうでない重要な業務は、他業務によって邪魔されない環境を作らなければ中々出来ないものです。

例えば、週一回月曜日の午後はそれらの時間に充てたり、月初に1か月分の予定(既存、新規、フォローなどの割振り)を立てるのも良いでしょう。

まずは当たり前に必要なことを習慣化して、当たり前に行えるようになる事が重要です。